のぼりの宣伝効果とは

その日一番のお勧めをのぼりでアピール

のぼりのデザイン

お食事処近年、色々日帰り温泉施設や家族で楽しめる貸切温泉など色々な種類の温泉が楽しめるようになりました。

特に温泉は、似たようなものが多いですが、実は源泉であったり、お湯の種類も様々あったりと
多種多様になっている事が一つの特徴になっています。

また、手軽に訪れることのできるスーパー銭湯というものもあります。
これはお風呂と休憩できるような場所が複合的になっている施設のことです。

これらのスーパー銭湯の施設の道路側には、必ずこのお風呂などをアピールする
のぼりがたくさん並んでいます。
また、お風呂を一押しする文言も印刷されています。

大きな施設になるほど、通りかかる人にとっては気にはなるけれど
何の施設かわからない、と思う場合に、のぼり旗でお風呂に入れる
ということがわかると、入ってみたいと思うものです。

また、名物として売られているものがあったり、その土地の美味しい
食べ物や、お食事処でお勧めの料理などを入れるのも効果的でしょう。

のぼり式の旗は戦国時代に生まれた?その歴史背景に迫る

のぼり式の旗が工夫されたのは、1467年から10年間続いた応仁の乱の時期です。
応仁の乱は日本の歴史の中でも一番の戦乱として扱われ、この戦いで功績をあげた人間は
広大な土地をもらえることから、各地の戦国武将がこぞって名乗りを上げたのです。

しかし、いざ名乗りを上げてみると、大半の自軍の旗と相手側の旗が
区別がつかないほどに類似しており、功績をあげたのにもかかわらず土地の名産
誰が功績をあげたのか全く分からなくなります。

さらに、最悪のケースとして、何もしていない人間に功績を奪われる事件の多発や
本来味方なのに入り乱れたことで、敵味方が分からなくなり、味方同士で討ちあいをしてしまうこともあったのです。

それでは命を懸けて戦ったのに、骨折り損のくたびれもうけなっては意味がないので、そこで旗を工夫することを思いつきます。
それは、様々な装飾や家紋を旗につけてあげることで、だれが功績をあげたのかを区別できるようにしたのです。

それに乗っかった武将たちが、こぞって独自の登り旗を作るようになり、それによって
功績がわかるだけでなく、敵味方の区別もできるようになります。

それから時代は進み、戦国時代に確立されたスタイルの登り旗は
お店の宣伝として誘導する分かりやすい目印として、平和的に有効活用されているのです。

のぼり旗を使い続けていく

これらののぼりのおかげで、例えば、全くそのエリアの事を知らない観光客の人達にも、
この施設がスーパー銭湯であるという認識になりますし、のぼりがお風呂を一押しだと
宣伝しているので、有名な施設だという事も分かります。

このように、のぼりはあまり地域の知識がない人にとっても良い広告になっています。