のぼり旗を作ろうと考える時には、色の明度差を高くして店名をアピールしたり、
ネオン系のとにかく目立つ色使いにすることはよくあります。
人は派手な色や動く物に目を奪われる性質があり、逆に景色に溶け込んだ迷彩色には
反応がし難くなっているのです。だから派手なのぼり旗は誘目性や視認性には、とても有効な手段になります。
しかしのぼり旗の場合を考えると、周囲との調和を崩し過ぎてしまうことは考えものです。
のぼり旗が派手なビジネスを考えると、ディスカウントストアやパチンコ店などが連想されてしまい、
顧客離れを起こす可能性もあります。出る杭は打たれるの諺ではないですが、
のぼり旗により悪目立ちするデメリットは考えているよりも少なくはありません。
のぼり旗を考えて行く時には、認知度の高い全国チェーン展開の企業ならば、
看板のイメージカラーをベースにするのがいいでしょう。統一感も出ますし、
安心してお店のサービスを使う気持ちになります。
名前を知られていない店ならば、目を引くと同時にイメージ戦略によりのぼり旗をデザインしましょう。
活動的であるとか清楚であるとか落ち着いているとか、印象を持ってもらいたいイメージを先行すればプランは見えてきます。
広告デザインの基本的な考え方
現在は大手の既存メディアから振興のメディアであるインターネットに、広告費の総量が抜かれてそのままの状態が続いております。
現在では広告代理店を始めてプロバイダー、検索エンジン会社やソーシャルメディアが宣伝費を獲得するのは、
テレビやラジオや街頭の広告区ではなくインターネットなのです。
しかし店舗運営で重要なのはそのお店の外観もそうですし、内装や提供するメニューやサービスも重要になります。
さらに接客や立地などを含めて、トータルでお客様に利用したいと感じてもらえることがユーザーの利益とお店の利益になるのです。
小売りや飲食の利幅は大きくはありませんが、恒常的に運営を行えば大きな収益にすることも出来ます。
小売や飲食店やサービス業にとって、立地はとても重要です。国道が交わる人通りと車通りの多い立地や、
駅前などの利用者の導線などがある場所は一等地になります。
近年ではモールの中で運営する店舗などもその仲間に含まれますが、すべての店舗が一等地でビジネスを行えるわけではありません。
そんな時には看板やのぼり旗が有効になります。お店のカラーや名前や提供するサービスを、一目で分かるようにデザインすることが広告デザインの基本です。